To Doリスト
NYにエンドゲームを見に行くために、現実的にやっておかないといけない準備がいくつかある。
会社に有休申請をするとか、飛行機のチケットを取るとか。
あちらで観るときには当然日本語の字幕などついていないから、英語の勉強もしないといけないだろう。
その他にも、エンドゲームを極限にたのしむために、できる準備はたくさんありそうだ。
考えてみれば、海外にひとりで行くこと自体、随分ひさしぶりだ。
ぼくのささやかで平坦な人生においては、今度のNY行きはそれなりに大きなイベントである。
だから、めいっぱい楽しむために、きっちりやれることはやっておきたいと思うのである。
そう考えると、もうあと2か月もないのに、やることはいっぱいだ。
ということで、以下、TO DOリスト。
思いついたら都度更新していけばいい。
・会社に有休申請をする
・飛行機のチケットを取る
・公開日の『エンドゲーム』のチケットを予約購入する
・英語の勉強(聞き取りに特化)をする
・MCU全作品を見直す
・健康になる(肌、ジム、便秘、睡眠サイクル)
・当日の劇場の環境を推測して、必要なものを買う
決めました。
『アベンジャーズ エンドゲーム』は、公開初日に、ニューヨークで見るんです。
もう、そう決めちゃったんです。
『アベンジャーズ エンドゲーム』とは、2019年4月26日(金)、すなわち今からちょうど2ヶ月後くらいに公開予定のアメコミヒーロー映画である。
予告編は以下。
2008年『アイアンマン』にはじまったMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)。
当時高校生だったぼくもアラサーだ。
ほぼほぼリアルタイムで、シリーズの全作品を追いかけてきた。
だから今回だって、この祭りには絶対に参加させてもらう。
これはもう、間違いない。
問題は、なぜそれがニューヨークでないといけないか、である。
ぼくは確信しているのだ。
『アベンジャーズ エンドゲーム』を楽しむなら、公開初日の2019年4月26日(金)。
場所は、ニューヨークはマンハッタンの映画館。
これが、地球上で最もアツい、と。
この考えに至ったきっかけは、YouTubeにアップされているとある動画を見たことだった。
それがこちら(ネタバレ注意)。
ここには、アメリカの映画館での『アベンジャーズ インフィニティ・ウォー』に対する観客の反応が収められている。
ぼくはこれに、いたく感動してしまった。
何がすごいって、リアクションがとにかく派手なのだ。
ヒーロー達が登場したり、かっこよく変身するシーンでは大歓声が、ギャグシーンでは笑い声が、終盤のあのショッキングなシーンでは「うそだろ、、」というような悲しげな独り言が聴こえたりする。
観客たちは色んな感情を爆発させて、心から映画を楽しんでるようだ。
ぱっと見は、最近日本で流行りの「応援上映」にちょっと似ているかもしれない。
応援上映とは、劇場で映画を観るときに大声で叫んだり歌ったり、サイリウム(緑や赤などに光る棒)をふったりすることが許可される、特殊な上映形態のことである。
違うのは、この動画の劇場側は、騒いでいい、とは(たぶん)言っていないところだ。
これは、観客たちが自らの感情をセーブせず爆発させたことで、自然発生的にはじまったお祭りなのだ。
だからこそ、ここには原始的な興奮がある。
何というか、より純粋な、「天然モノ」という感じがする。
動画を見て彼らの大歓声を聴いていると、自分が『インフィニティ・ウォー』を初めて見たときの感情のアップダウンが、ありありと思い出せた。
この観客は、ぼくがあのとき日本の静かな映画館の片隅で感じたのと、全く感動や興奮、悲しみを感じているんだということが、ひしひしと伝わってくる。
もちろん、静かな劇場で観る映画のたのしみというのももちろんある。
というより、基本的には映画は静かに集中して観るのがいいと思う。
でも、アベンジャーズはもともとお祭り的な映画だ。
燃え上がる天筆(太田の火まつり)
本来は別々の映画で主役を張っているヒーローたちが、一同に会する特別さ、非日常感を楽しむお祭りだ。
だからぼくも、次は一番盛り上がっている会場で参加してみよう、と思ったわけである。
そんなわけで、本場アメリカの映画館で、それも公開初日に観ると決めた。
ではアメリカでもどこで観るか。これも即決で、ニューヨーク、マンハッタンにした。
大都市の方が当然盛り上がっているだろう(日本でもスターウォーズは東京が一番盛り上がっているはず)ということもあるけれど、一番の理由は、ニューヨークが何かとアベンジャーズとゆかりのある街だからだ。
例えば、
・マーベルコミックの本社はニューヨーク
・アベンジャーズの拠点(Aのシンボルがついたタワー)はNYにある
・『アベンジャーズ』 一作目のクライマックスの戦いの舞台もNY
・スパイダーマンはクイーンズ生まれ、NYの「親愛なる隣人」として活動するヒーロー
当然『スパイダーマン ホームカミング』の舞台もNY
・ドクター・ストレンジの拠点サンクタムのひとつもNY
・『インクレディブル・ハルク』のクライマックスの戦いの舞台もNY
・前作『アベンジャーズ インフィニティ・ウォー』の冒頭の戦いの舞台もNY
他にも、挙げようと思えばいくらでも繋がりはある。
そしてこれだけゆかりの深い場所だからこそ、NYには世界でも最も「アベンジャーズ愛」の強い
ファンが育っているはずであり、
彼らは当然、集大成たる今作への期待をパンパンに膨らませた状態で、
公開日に見にくるはずと思うのだ。
単純にぼくだってライトなファンとして、
アベンジャーズのホームタウンで気分をあげて観たいし。
さらに言えば、『アベンジャーズ エンドゲーム』にも間違いなく、
大体的にNYが登場するシーンはあるだろうから、映画に出てるその場所で観るという特別感もあると思う。
『シン・ゴジラ』の放射火炎シーンは、絶対に東京23区内で観た方が怖かったはず。
そういうことだ。
また、これは勝手な期待だが、ぼくは『エンドゲーム』には絶対に絶対に、タイムスリップの要素が入ってくると思う。
そしてあわよくば、一作目のNY決戦のときにタイムスリップする展開があってほしい、と勝手に思っている(この期待のことも、いずれ別記事で書きたい)。
そんなわけで、『エンドゲーム』は公開初日にNYで観るとして、これにはいろいろと準備が必要だ。
今思いつくだけでも、飛行機の手配とか会社はどうすんだとか、いろいろある。
このブログは、その準備の過程、と実際にNYで観るまでの感想を記録しておこう、と思ってはじめた。
あくまでも個人的な試みではあるけれど、いつか同じ興味を持った誰かがこのページを覗いて、少しでも面白いと思ってくれたらうれしい。