やること⑥ 聴き込む作品選び
リスニング力を鍛えるための過去問として、全21のMCU作品からいくつかを選んだ。
前に書いた通り、前作終了時点で生き残っていて、単体主演作がある(=扱いが大きい)キャラの話し方に慣れておくことが大事。
そのキャラとは、この人たちだ。
・アイアンマン
・ソー
この各キャラクターの単体シリーズから、1作品ずつ選ぶ。
・アイアンマン
『アイアンマン(1作目)』一択。トニー・スタークはこの頃が一番調子に乗っていておしゃべり。かつ、一番古い作品で、一番繰り返し見ている作品でありながら、見れば見るほどすきになって未だに飽きないから。
『キャプテン・アメリカ ウィンターソルジャー(2作目)』に決めた。『シビルウォー(3作目)』も面白いし、いろんなキャラクターの声に慣れられて一石二鳥ではと思った。が、個人的に『ウィンターソルジャー』はMCUの中でも屈指の推し作品の一つだし、キャプテンが一番喋るのもこの作品だろう。
・ソー
『マイティ・ソー バトルロワイヤル(3作目)』に決めた。ソーはこの3作目から話し方が違うらしい(アメリカ人たちと交流してきたのでイギリス英語が少し薄れているらしい。元々イギリス英語感もあまりわからなかったが。。)し、キャラもぐっとコメディ寄りにシフトチェンジしているから、最新のソーの声を聞くならこの作品が一番だ。後一番笑えて楽しい作品だし。
1、2作目のどことなく上品な感じも好きだけどね。あの頃の、眉毛もひげも真っ金金に輝くキラキラ王子様なソーも大好きだけどね。今回は3作目だ。
『アントマン&ワスプ(2作目)』が良い。アントマンは1、2作ともに面白いけど個人的に2作目の方が好きだし、『EG』で重要な鍵を握るに違いない量子世界の用語もこの作品が一番出てくるだろう。だからこっちだ。ただし2作目はスコットの出番が少し少ない(というより他のキャラの比重が大きくなった)印象なので、時間に余裕があったら1作目も聴き込みたいところだ。
最後にもう一人、超重要人物を忘れていた。
サノスだ。
前作でアベンジャーズが半壊しすぎて、『EG』ではサノスへの反撃よりもまずアベンジャーズがどう復活するかに焦点が置かれると思うのだけど、それでもサノスだけはたっぷり登場してくれないと困る。
何しろ最強の敵だから。
作品はもちろん『アベンジャーズ インフィニティ・ウォー』だ。この作品は『サノス インフィニティ・ウォー』という主題でもよかったくらい、サノスが主人公の映画だった。エンドクレジットでも「Thanos will return」って出てたくらいだし。
それに他のキャラもたくさん出てきて勉強するには一石二十鳥くらいの利がある。
まとめると、聴き込むのは以下5作品に決定。
『アイアンマン』
『キャプテン・アメリカ ウィンターソルジャー』
『マイティ・ソー バトルロイヤル』
『アベンジャーズ インフィニティ・ウォー』
よーし、うまいこと、すごく好きな作品ばかりになったぞ。
英語上達の秘訣は、何と言っても好きなものを見たり聞いたり読んだりすることだ。
僕は学生のときそうやって趣味に没頭していたら、気づいたらTOEICで950点取れるくらいにはなっていた。
あの頃と同じことをするだけだ。
楽しみだ。
やること⑥『エンドゲーム』の英語対策
僕は英語が得意ではない。
なのに『EG』を英語で、字幕なしで、おそらくはファン達の歓声と怒号が飛び交う映画館で、見るわけだ。
対策なしでは、内容が理解できず不満が残るのは想像に難くない。
相応の準備が必要だ。
これは、大学の入学試験の勉強をするときとちょっと似ていると思う。
出てくる問題の傾向は、過去問を参照することでわかってくる。
そして過去問を繰り返し解いて研究していくうちに、その大学が求める能力が、自然と身についてくる。
この例えで言うと、「過去問」はMCUの過去作、『キャプテン・マーベル』も入れると全20作、に当たる。
本当なら、MCUの全20作品を飽きるほど繰り返し観て聴いて、シナリオも読んで、「MCU用の英語脳」を準備するべきだ。原作やテレビドラマ等も参照した方がいい。
でもなんやかやで、時間はあと1ヶ月しかない。
できることには限りがある。
だから、ある程度はヤマを張ることも必要だ。全作品復習はするが、舐めるように研究していくのはいくつかの作品に絞る。
今回の僕の方針は以下の通りだ。
①特殊語彙対策
MCUは様々なジャンルがごった煮になった世界観なので、日常会話用ではない難解な語彙も多く出てくる。
例えば。
・SF用語:工学、物理学、天文学など、いろんな分野の科学用語、あるいは超科学的造語が登場する。顕著なのはアイアンマン、ハルク(バナー博士のとき)、アントマン(特に初代のピム博士)、ヴィジョンらが絡むシーン。
・神話用語:北欧神話用語も多く登場。顕著なのはソーをはじめとするアズガルド人が絡むシーン。
・軍事用語:アベンジャーズは元々SEALDSという政府組織が作った。軍人出身っぽい人が多い。軍隊的用語で指揮が執られることも多い。キャプテン・アメリカ、ニック・フューリー、ブラックウィドウらが絡むシーンに顕著。
・アメリカンジョーク用語:アベンジャーズにはアメリカ人的な笑いを得意とするキャラクターが多く出てくる。彼らは早口で、アメリカ文化的な文脈がわからないと理解の難しいジョークを言いがち。顕著なのはアイアンマン、スパイダーマン、スターロード、アントマンら。
これらの用語は、単に知識としてその意味が頭に入っているかが鍵を握る(聞き取りの練習云々ではない)。だから、全作品復習マラソンをしながら、出会った特殊語彙はメモしていき、振り返りやすいようにしておく。
特に今回重要と思われるのは、Dr.ストレンジの魔術用語と、アントマンの量子世界用語。このどっちかが、前作で去ったキャラたちを蘇らせるキーになりそうなので。
しっかり暗記しておこう。
②話し方
一方で、こちらは暗記というより、たくさん聞いて慣れる対策が有効だろう。
それこそ喋り方は十人十色。
ティ・チャラ王子(ブラック・パンサー)をはじめとするワカンダ人はきついアフリカ訛りだったり、ソーをはじめとするアズガルド人は格調高いイギリス英語だったり、アイアンマンは超絶早口だったりと、かなり癖が強い。これらの癖に慣れ、どの英語もすんなり頭に慣れておく必要がある。
が、前述の通り全作品聴き込むことは難しい。そこで、特定のキャラクターや作品にヤマを張って、それらだけ聴き込むこととする。
選定のポイントは、前作ラストで誰が生き残り、誰が死んだかだ。
死んだキャラは、少なくとも『EG』の中間くらいまでは登場しないと思われる。
『EG』をご覧になった方ならご存知の通り、前作『インフィニティ・ウォー』のラストでアベンジャーズを含む銀河の生物半分は消滅した。
アベンジャーズのメンバーで言えば、『EG』開始時点での生死は以下の通り(便宜的にアベンジャーズ「側」の人たちをみんなアベンジャーズとしておく。また、重要キャラでも生死がはっきりしない者は書かなかった)。
*ホークアイは『EG』の予告編で出てきたけど、時制が今なのかよくわからないのでとりあえず書かなかった。
表で改めて見ると、ホークアイがいれば初代アベンジャーズのメンツは全員生きていることになる。これは胸熱。
閑話休題。
ページの右半分に書いたキャラクター達は、残念ながら『インフィニティ・ウォー』のラストまでで死んでいるので、その続きとなる『EG』冒頭時点でも当然死んでいる。生き返るとしても(絶対に生き返ってくれないと困るが)後半となるはずであり、そこまでの展開を作り上げる、すなわち『EG』の中心となるのは左側のキャラクターたちに他ならない。よって、中心的に勉強しておくべきは左のキャラクターたちの英語だ。
このうち、単独作で主役を張っている(=引きがある、つまり出番も多いであろうキャラ)のは以下の4名。
・アイアンマン
・ソー
だから、この4名の主演作に的を絞るのがいいだろう。
特に重視したいのは、全キャラで最も聞き取りが難しいアイアンマンことトニー・スタークだ。
彼の英語を聴き慣れておけば、他のキャラを聞いたときにはまるで亀仙人の修行の甲羅を外した時のごとく耳が魔法のように成長したと感じられること間違いなし。
この方針でいく。
移動中や家事は画面を見れないので、音声だけで再生しておけばいい。
NetflixかAmazonビデオなら、画面をオフにしていても音が流れ続けるので、こういう聞き流し系学習には便利だ。
今NetflixではMCU作品を一つも扱っていないので、今回はAmazonビデオを有効活用していこう。
やること⑤ 『アイアンマン』の思い出をふりかえる
そんなこんなで、MCUおさらいリレーを始めた。
一作目は『アイアンマン』。
ちなみに見る順番は公開順とした。
作品内タイムラインに沿って見ることも考えたが、意外とそれほど順番は変わらないと思うので、わざわざそんなことせんでいい、という結論に達した。
さて、『アイアンマン』はこの10年で結構何度も見直しているが、今回見直しても相変わらず面白かった。
MCU作品の中でも、かなり上位に食い込むくらい好きだ。
『アイアンマン』は、前にも書いたが、初めて見たのは日本公開の少し前、高校2年の時スイス行きの飛行機の中だった。
当時はなんか古臭いデザインのヒーローだけど案外面白いな、くらいにしか思わなかった。
そこまで刺さりはしなかったわけだ。
その少し前に、映画館で『ダークナイト』を観てぶっ飛ぶような衝撃を受けていたからだ。ダークナイトは多分今見てもすごく面白い傑作だと思うが、特に高校2年くらいの男子には猛烈に刺さる映画だった。
見た翌日、クラスの友人に「今世紀最高の傑作だ」と興奮して語ったのをよく覚えている(ちなみに『アイアンマン』と同じく2008年公開である。友人も「もう?」と言っていた)。
あの暗さ、重さを体験した直後だと、『アイアンマン』の大人な軽やかさが、単に「軽い」と感じられてしまったのも、無理からぬことかもしれない。
そんなわけで、僕の第一印象は、まずまず、というところに留まった。
その後日本で公開された時、映画館で見直す絶好のチャンスもあった。
修学旅行で訪れた京都で、班の人たちと手持ち無沙汰になって、映画館に寄ることにしたのだ。夕方には旅館に戻らないといけないから、時間が合うのは2本しかなかった。
『アイアンマン』と『ウォンテッド』。
僕は迷うことなく、まだ観ていなかった『ウォンテッド』を選択。『アイアンマン』はもう観たけど、まずまずくらいの出来だったわ、と言って、数人を『ウォンテッド』班に引き入れた。
奇しくもこの2作品は、いずれもアメコミを原作とするアクション映画だった。
『ウォンテッド』は銃弾の弾道を曲げる技能を身につけた暗殺者組織の話で、まだ若いジェームズ・マカヴォイが主演している。今でも面白い映画だと思う。
ただ、後に『アイアンマン』、ひいては本作に端を発するMCUがエンタメ業界に与えた影響を考えると、あの時は『アイアンマン』を見るのが正解だった気がしてならない。
当時日本の映画館では、『アイアンマン』はそこまで流行っていなかった。
今のように、それほど映画好きでなくてもマーベルものは見たことがある、みたいな時代ではなかった。
あの当時に『アイアンマン』を映画館で見ていたというのは、例えていうなら路上ライブ時代のゆずを見ていたみたいなもので、今では自慢できる体験だと思う。
そんなわけで、『ウォンテッド』組に引き入れたあの二人にちょっと悪いことをしたという気もする。
ちなみに劇場から出てきた『アイアンマン』組は大変興奮していた。
「めちゃくちゃ面白いじゃん!」と話す島田くんを、内心で「『ダークナイト』も見ていないくせに」と冷ややかな目で見ていた僕は大バカものである。
島田くん、君は正しかった。今見直すと、確かにめちゃくちゃ面白いね。
映画館で見たら、さぞかし、だったろうね。
思い出だけで長々と書いてしまった。
次で内容について整理していきたい。
やること④ MCU作品を復習する
チケットの販売は、結局まだ開始していなかった。
リサーチの結果、今のところ4月はじめに販売開始という線が有力らしい。
とりあえず、劇場とマーベルのTwitterは登録しておいた。
情報はこまめにチェックしよう。
飛行機やホテルの予約は、どの劇場・どの時間の上映回を見るかによっても変わってくるので、とりあえず保留。
今は、他にできる準備をしておこう。
ということで、これまでのMCU作品の復習をはじめないといけない。
ひと口にMCUの復習といっても、いくらでも深掘りはできる。
原作コミックを読むもよし、マーベル製作のTVドラマシリーズを見るもよし(エージェント・オブ・シールズのように、MCUと世界観を同じくする作品もある)。
ちなみに僕は、これまで映画しか観たことがない。
今回は残り一ヶ月少ししかないので、映画を見返すことに集中しようと思う。
それだけでもストーリーを考察したり、MCU関連の知識を勉強し直す意味で、やりがいはありそうだ。
MCUの映画作品は、公開順だと以下の通りだ(wikipediaより)。
フェイズ1
- 『アイアンマン』(2008年公開)
- 『インクレディブル・ハルク』(2008年公開)
- 『アイアンマン2』(2010年公開)
- 『マイティ・ソー』(2011年公開)
- 『キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー』(2011年公開)
- 『アベンジャーズ』(2012年公開)
フェイズ2
- 『アイアンマン3』(2013年公開)
- 『マイティ・ソー/ダーク・ワールド』(2013年公開)
- 『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』(2014年公開)
- 『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』(2014年公開)
- 『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』(2015年公開)
- 『アントマン』(2015年公開)
フェイズ3
- 『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』(2016年公開)
- 『ドクター・ストレンジ』(2016年公開)
- 『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』(2017年公開)
- 『スパイダーマン:ホームカミング』(2017年公開)
- 『マイティ・ソー バトルロイヤル』(2017年公開)
- 『ブラックパンサー』(2018年公開)
- 『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』(2018年公開)
- 『アントマン&ワスプ』(2018年公開)
- 『キャプテン・マーベル』(2019年3月8日全米公開)
- 『アベンジャーズ/エンドゲーム』(2019年4月26日全米公開予定)
つい最近公開されたばかりの『キャプテン・マーベル』も含めて、全21作品だ。
並べてみるとなかなか感慨深い。
高校2年の時、スイスに向かう飛行機の中で、当時まだ日本では公開されていなかった『アイアンマン』を見たのが始まりだった。
すごく好きな作品もある。正直イマイチだった作品もある。
ほとんどリアルタイムで(17歳~27歳現在)観てきたので、作品を観て感じることも結構違うかもしれない。
当時は見逃していた、後の作品につながるフリや伏線もいっぱい見つかると思う。
一個一個見返すのが楽しみだ。
さて、今回これらの作品を見直すのは、当然ながら『エンドゲーム』を存分に楽しむという大命題のためだが、特に以下の点には注意しようと思う。
①ストーリーの流れを復習すること
誰と誰が憎み合っていて、誰と誰が和解していて、みたいなそれぞれのキャラクターの内面的・環境的な変遷をきちんと頭に入れておきたい。特に『アベンジャーズ』のような大集合ものは、キャラクター同士の関係性が面白さの肝だったりすると思うので。
②用語を覚えること
③にもつながることだが、MCUには無数の専門用語が登場する。MCUはSFと神話が共存するようなごった煮の世界観なので、訳のわからない科学的な用語や神話の用語が入り乱れているのだ。
例えばソーの一連の作品には、「ビフレスト(虹の橋)」という装置が存在する。
これは神々が地上と神の国との間にかけた橋ということらしいのだけど、要は地球とアズガルド(ソーの故郷)をつなぐワープホールだ。
MCU作品は今や巨大なフランチャイズになって、こういう過去作品の用語が、会話の中でものすごくシームレスに登場する。だからこそ、復習が大切だ。
同じ理由で、キャラクターの名前もちゃんと覚えておかないといけない。ゾラとかいきなり言われても、すぐに誰だかわからないといけない。
ちなみにゾラはキャプテン・アメリカの1・2作目に登場したマッドサイエンティスト。
作品を見ながらこうした単語をメモしていって、最終的にMCU用語集みたいなものができるといい。
③英語のリスニング力を鍛えること
僕は学生のとき英語の勉強をけっこう熱心にやったし、今仕事で英語を使う機会もあるので、一応基礎的な英語力はある(つもりだ)。
とはいえ、すごく簡単な英語でさえ聞き取りには苦労する。アメリカの子供向けアニメの英語だって、それなりに難しい。
その上で、MCUには上述の通り専門用語がいっぱい出てくる。プラス、様々な出自の曲者キャラが登場する。むちゃくちゃ早口な皮肉屋がいるし、アフリカ訛りの人がいる。3単語しか喋らない人もいる。
それぞれのタイプの英語に耳を慣らすために、過去作の英語をとにかく繰り返し聴きこむ必要がある。
よし、さっさと復習を始めよう。
2019年3月現在だと、定額見放題の動画配信サービスでMCU作品を扱っているのはHuluだけだ。
Huluは、AmazonビデオやNetflixと違って、バックグラウンド再生(他のアプリを使ったり、画面をオフにしていても音だけ流してくれる機能。映画好きが英語を勉強するにはものすごく便利)ができないし、携帯に作品をダウンロードして持ち歩くことができない=WiFiに繋がず外出中に見ると通信料をくう等、正直僕の用途だと問題も多いサービスだけど、配信している作品のラインナップは好きだ。
とりあえず頭から見て、感想と、何か思ったことでも書いていこう。
やること③ チケット販売開始のタイミングを調べる
いっせーのでNYの映画好き、マーベルオタクらと競ってチケットを買わねばない。
しかもこちとら東の果ての日本在住である。映画館HPにアクセスするだけでも相当の時間を要する。
それでも、せめて売り始めるタイミングくらいは把握しておかないと。最善は尽くさねばならぬ。
そう思ってリサーチしはじめた矢先、下の記事を見つけた。
詳細は省くが、どうやらエンドゲームのチケットは3月15日(金)、もしくは週末に販売開始する、という説があるらしい。
15日って、15日って昨日やんけ!!
早速今、焦りまくりながら第一候補のAMCシアターのHPにアクセスしているのだが、もう17分もずっとこんな調子でロードしている。
たぶんプロントのwifiが悪いのではない。日本からだと、場合によってはアクセスにこのくらい時間がかかるものなのだろう。距離、恐るべし。
ダメ元で他の映画館にも当たってみよう。。
やること② 映画館に目星をつける
『エンドゲーム』公開日に合わせてNYまで行っておいて、当日チケットが買えませんでした、では悔やんでも悔やみきれない。
絶対に、販売開始のタイミングで、オンラインでチケットを買っておかねばならない。
相当な人数がチケットを狙っているはずだ。
販売開始の瞬間にPC前にスタンバイしておくのは当たり前で、それでも取れないかもしれない、くらい身構えておきたい。
実際のところ、その座席が争いがどのくらい熾烈なものになるか、想像がつかないのだから、警戒するに越したことはない。
まずは、いくつかの映画館を選ぼう。
調べたら大変ありがたいまとめが出てきた。
こちらで紹介されている映画館でいうと、下のふたつがよさそうだ。
・ソニー・リンカーンスクエア:一番有名な映画館らしい。ならきっと盛り上がるだろう。
・AMC Empire25:IMAXでお馴染みらしい。IMAXはざっくり言えば、スクリーンが大きくて、映像が綺麗で、音が大きい上映形式だ。日本でも見られる映画館がどんどん増えている。だいすき。
もう一個、今度は旅行者向け情報サイトの記事も。今年1月の記事みたいなので、情報も新しいはずだ。
こちらもいくつかめぼしいところがあった。
・Regal Union Square Stadium 14: ブロックバスター(大作映画)は大抵やっているらしいので、アベンジャーズも当然上映するだろう。ScreenX(前だけでなく左右にもスクリーンがある)や4DX(座席が揺れたりするやつ)など、多彩な上映形式が売りらしい。そういうのもちょっと面白いかも。ただ初見時はやっぱりシンプルに映画をたのしめる上映形式がいいから、そうなると通常の2DかIMAX(2Dでも3Dでも)がいいなと思っている。この映画館は、リンク先の記事の書き方だとIMAXはなさそうだ。
・AMC Loews Lincoln Square 13: IMAXを観るならここしかない、らしい。NYで一番大きいIMAXのスクリーンがあるらしい。ここ、第一候補で決定。
・AMC Loews 84th Street 6: 最も居心地がいいらしい。シートの座り心地をやたら褒めていて、ちょっと気になる。料金は高いけど、広くゆったりしたシート、しかも全席指定席なので十分価値があるらしい。そもそもアメリカって、新作を観るときでも全席指定席じゃない場合があるんだろうか。。? 知識がないからわからぬ。日本だと、2番館(=名画座。公開から時間が経った映画をリバイバル上映するところ)じゃないかぎり席が指定されていないことはまずないと思う。なんにせよ、自由席だったら気弱なぼくでは当日の争奪に勝てる気がしない。全席指定席かどうかは、映画館を決める前に必ず確認するよう気をつけよう。
その他、公開日でも混んでおらず、快適に観られる映画館もいくつか紹介されていたが、今回のぼくの目指すところ(とにかく破茶滅茶に盛り上がっているひとたちに囲まれて観る)とは逆なので、こちらはむしろ避けるように気をつけよう。
それにしても、客層が静かっていうのが推しの映画館も載っているのが面白い(日本だったら当たり前なので)。
候補のリスティングはこんなところでいいか。
もっと深堀りしてもいいけど、ここであんまりこだわっても意味がない気もする。
とりあえず巡り合わせを信じて、いったん上の映画館に的をしぼってみよう。
さて、次はそれぞれの映画館のHPに行ってみよう。
やること① 会社に有休申請をする
ぼくは会社員として働いている。
月ー金の週5日、9時ー17時まで働いている。
『アベンジャーズ エンドゲーム』の公開日は4月26日(金)。
日本で言えば、ゴールデンウィークがはじまる直前の最後の金曜日、つまり平日なので、お休みを取らねばならぬ。
時差を考えても、金曜の夜まで仕事をしてから日本を出たのでは、スケジュールに余裕がなさすぎるのだ。
日本とNYのあるアメリカ東部の時差は、14時間らしい。
4月にはサマータイムが始まっているので、都合13時間、日本の時計の方が早く進んでいることになる。
たとえばNYが26日(金)の夜8時のとき、日本は27日(土)の朝9時。
それまでにNYに着いていないといけない。
成田ーNYのフライト時間がちょうど約13時間くらいなので、
NYに着く頃にはちょうど日本を出たのと同じ日の、同じくらいの時刻になっている計算だ。
つまり、26日に映画を観たいなら、もう26日は休んだ方がいいと思うわけである。
そうすれば、現地に26日、つまり公開当日の、午後ちょうどよい時刻に着くよう調整もできる。
幸いうちの会社は有休をどんどん取るよう奨励されている、たいへん優良な企業である。
そんなわけで、今日さっさと申請をして、無事部長の承認を取れた。
よし、こんな感じで一個一個つぶしていこう。